会社設立の定款認証と委任状

会社設立時に定款認証を受ける際には、いろいろと必要書類が多そうで構えてしまう人も多いでしょう。
しかし、定款認証で必ず必要となる書類は、定款そのものと発起人全員分の印鑑証明書のみです。
もちろん諸費用は必ず発生しますが、書類と呼べるもので必ず必要となるのはこの2種類のみとなっています。
原則的にはこの2種類の書類だけで良いのですが、実際に定款認証を行う際にはもう一つ、多くのケースで実質的に必須となる書類があります。
それは「委任状」です。

本来、定款認証を行う場合は、発起人全員で公証役場に足を運ぶ必要があります。
それが定款認証の基本であり、原則なのです。
故に定款認証に必須の書類は定款と印鑑証明のみなのです。

しかし、会社設立の際にはいろいろと用事があり、忙しいことが多いですよね。
発起人全員で公証役場に足を運ぶことは、なかなか難しいものです。
故に実際には、定款認証を行う人のほとんどが、発起人のなかで公証役場に足を運べる人物を代理人として、委任状を使用しています。

では実際、委任状はどこで入手すれば良いのでしょうか?
答えは「インターネット」です。
今の時代、インターネットで検索すれば、無料で大抵の書類の雛形を入手できます。
定款認証の際の委任状の雛形も、インターネット上に数多く存在しているのです。

定款認証の委任状に必ず記載しなければならない内容としては、委任する人物とされる人物の住所氏名、印鑑、日付、そして定款を代理人に委任する旨の文章となります。
定款認証の委任状には特別な項目などはとくにないので、文章なども雛形をそのまま流用して問題ないことが多いのですが、気を付けたいポイントが一点存在します。
それは日付です。
定款を作成した日時以降、定款認証申請日以前の日付でなければなりません。
うっかり委任状だけ先に作ってしまい、定款作成日より以前の日付にしてしまわないように気を付けましょう。

インターネットで委任状の雛形を入手するのであれば、そのサイトに記載例や書き方などが開設されていることが多いです。
よくチェックしてから作成するようにしてください。